Emmaのコラム

専業主婦のエマが日々感じたことを綴っていくコラムのサイト

人の子を躾けるって、大変な事だよね。

今日は、しつけについて考えてみたいと思う。

他人の子を叱る事が出来るか、私は、時と場合によって、躊躇してしまう。

例えば、我が家に友達が子供を連れて、遊びに来た時に、どこまで注意をしたらいいかわからない。

友達の子供が、飲み物で遊んでいるときも、本当は注意したいのに、波風が立ちそうで、飲み込んでしまう。

結局、飲み物をひっくり返され、床を拭いている私に対しても、友人は子供に叱るだけで、私に謝罪をしようとはしなかった。

まずは、謝るか、飲み物で、遊んだ段階で、注意をしてほしいと思った。その日は、1日気分が悪かったのを思い出した。

同じようなことが、義妹の子供にも起きたことがあった。3歳だった姪っ子が、ストローを使い、飲み物で、遊び出した。

私にまだ子供がいなかったこともあって、遊んでいる姪っ子に注意が出来なかった。

私は、義家族が誰も注意していない様子に違和感を覚えたが、可愛い盛りの孫や姪っ子を怒れないのも分るので、静観していた。

しかし、明らかにそのストローを食べ物にさしたりと、やりたい放題の様子に嫁の私だけが、一人ヤキモキしながら見ていた。

私は、その頃、嫁いだばかりで、遠慮することが多かった。なので、娘の子供を叱る私に、義理の両親はいい印象は抱かないはず。だから、飲み込むしかなかった。

案の定、ジュースが床にこぼれた。慌てて床を拭く私。しかし、次の瞬間、義理の母が

「それで拭かないで」と叫んだ。何か大事にしていたふきんなのか、拭いていた手を止めた。

ジュースで汚れたふきんを見て、露骨に嫌な顔した姑。私は余計なことをしたのだと思った。内心、だったら、拭いていい拭きものを早く用意してよと思った。

気分が冴えない状態で、その後もテーブルの上を片付けた私。

また、隣では、姪っ子がふざけた遊びをし出した。それでも、相変わらず、叱らない義理の家族。

私の実家だったら、必ず、叱られるだろうことが、ここでは、たいしたことではないことに驚くと同時にこの環境で、育った旦那とこれからうまくやっていけるのか、不安を覚えた。

子供に注意をすることもしないで、何事もなく、時間が過ぎていく義理の家族に少し嫌気がさしたのを覚えている。

その割には、私を家政婦扱いする義理家族に一抹の不安が、よぎった。今後の結婚生活を暗示しているかのようだった。

結婚してから義理の家族の事が冷静に見えた私は、なんだかいろんなことに自信がなくなってしまった。

結婚当初は、父によく愚痴を聞いてもらっていた。あの頃、父はどんな思いで、娘の気持ちを聞いていたのだろう。心配をたくさん掛けてしまったことに今はとても反省している。