Emmaのコラム

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ダイエットって、なんで、三日坊主が多いんだろう。

今日は、ダイエットについて書いていきたいと思います。

夏が近づいてくると、肌の露出が増えるから痩せたい気持ちが高まり、巷では、ダイエットに関連する商品がたくさん、売り出されます。

私も、毎年何かしら買っているような気がします。結局は、三日坊主で終わってしまいますが。

よく、「ダイエットは、明日から」というフレーズを聞いたことがあると思いますが、うまいフレーズだなって感心してしまいます。

私も、食べ物の誘惑に負け、食べてしまい、ついつい、明日からって気持ちになってしまいます。気づくとあっという間に一か月が経って、何も変わっていない自分と向き合うことになり反省。

体重が増えるのは、一瞬でも、落とすのは、本当に大変。

私は、小学校までは、痩せていて、何を食べても太らなくて、羨ましがられていましたが、中学に入り、部活動をやるようになってから、間食が増え、一年で6キロ増えてしまった過去があります。

痩せようと思って、春休み中に断食をして、痩せたのは良かったが、その後リバウンドをしてさらに5キロ増えてしまった。結局、11キロの増量。

もともとガリガリだったから、周りは11キロ増えても丁度良くなったと言っていたが、当の本人は、体が重たくて仕方なかった。

それでも、断食はリバウンドがこわいので、食べる量を考えることにしました。

夕食は家族とは、違う食事をする。サラダと大好きなキムチとごはんだけ食べて、一か月で3キロ痩せ、続けていると、体に異変が、起きてしまった。

キムチの食べ過ぎで、手術をするぐらいの痔になってしまった。家族には、恥ずかしくて言えなかったが、このままでは、いけないと思って、母に相談して、手術を受けることになった。その日以来、キムチを食べていない。

その後、今度は、さつまいもに、はまり、夕飯は、大学芋や蒸かしイモなどにして、2キロぐらい痩せた。

繊維がたくさんとれたので、体の負担はあまりなかったように思えるが、やっぱりいつまでも偏食ダイエットは、続けられるはずもなく、三か月もすれば、普通食に戻っていた。

そして、20歳超えてからは何を食べても5キロ減ったところでずっとキープしていた。あと、6キロとの思いもあったが、ハードルが高すぎて、今の体重をキープする方が大事に思えてきた。

ところが、その後、さらなる厳しい現実が起きた。禁煙をした途端、2か月で10キロ増えてしまった。落とすのが大変で、1年がかりで、やっと5キロ落としたが、結局一番痩せていた時から、11キロ増のまま。

私のダイエットはまだまだ続きそうです。あのガリガリだった頃が懐かしい。

嫁の役割って、ホントに大変。

今日は、嫁について書いていきたいと思います。

三か月前に、友人の旦那さんが亡くなった。

まだ、40代の若さだった。

当然のことだけど、友人の落ち込みは相当なものだった。

まだ手のかかる子供が二人いるため、ずっと、落ち込んでもいられず、いつ倒れてもおかしくない状況だった。

私は、そばにいて話を聞いたり、食事に連れ出すことぐらいしかできなかったが、少しでも、彼女の気持ちが軽くなるのであれば、嬉しかった。

彼女は、長男のお嫁さんで、別居をしているものの、車で1時間ぐらいの所に義理の両親が、住んでいる。

ご主人を亡くした直後から、彼女は親戚から、義理の親を見るように言われているが、彼女は子供の世話や、仕事もしていることを理由に断っているが、親戚からの執拗な電話に最近は、気が滅入っている。

私からしたら、突然旦那を亡くした友人に対して、随分非情だと思った。

保険金を当てにしているようだが、義理の親に財産分与は発生しない。法律上、ご主人の財産はすべて、友人とお子さんのものだから。

そのことを知ってか知らずか、探りの電話が入るようだ。私は、彼女のために何か役に立てないかと考えていた。

とある番組で耳にした、死別後、義理の親の面倒を見なくてもよい「姻族関係終了届」という手続きがあることを知った。

法律上は、結婚しただけでは、旦那の親と養子縁組しない限り、義理の両親に対して、扶養義務を負わないのが、原則とされている。

例外に家庭裁判所が、特別の事情があると認めた場合は、三親等内の親族間に扶養義務を設定することができるとされているらしい。

ただ、姻族関係終了届を市町村に提出すれば、姻族関係は、なくなるので、扶養義務を負わせられなくなる。

これは、友人に対して、朗報だと思い、早速、伝えた。

彼女は、優しい性格だから、全部を背負おうとしていた。私の話を聞き終えて、子供のために決断をした。

そして、この姻族関係終了届を出しても、子供たちは義父母の相続の対象になることもあわせて覚えておきたい。

しかし、一つだけ注意をしておかないといけないことがある。

今回のケースとは違い、死別後、再婚したいときには、必ず、死別した側の姻族関係終了届を出しておかないと、二重の姻族関係が発生し、両方の扶養義務が発生するので、必ず、提出すること。

手続きも簡単で、用紙に自分の名前、生年月日、住所、本籍、死亡した配偶者の氏名、押印も三文判で大丈夫なので、難しい手間はかからない。

詳しいことを知りたい場合は、あなたの市町村にお問い合わせしてみてください。

私も長男の嫁である。今は元気に暮らしているが、いつ何が、あるかわからないので、将来のことをしっかり考えておこうと思う。

姻族関係終了届は、公的な絶縁状。

国が決めたお嫁さんに対する権利です。今、義理の家族のことで悩んでいる人は、いつか役に立つこともあると思うので、覚えておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

気づかれない悲劇、閉じ込め症候群って何。

今日は、閉じ込め症候群について書いてみたいと思う。

私がこの病気を知ったのは、あるドキュメンタリー番組だった。

意識があるのに、植物人間として、10年過ごした少年の話で、あまりにも残酷な出来事だったので、忘れることが出来なかった。

12歳の時に原因不明の病で、意識を無くし、4年後に目が覚めた時には植物人間だった。

しかし、彼は意識が戻っていて、喜怒哀楽の感情もあり、痛みやかゆみといった感覚も戻っていた。

それでも四肢は動かず、かすかな瞬きしかできず、周りの誰もが、彼に意思があることに気づくことが出来なかった。

そのため、彼の事で、家族がケンカしている声が聞こえたり、実の母親からひどい言葉を投げかけられた。

彼は、耐え難い時間でも、どうすることも出来ず、ただ、時間が過ぎるのを待つしかなかった。

時には、介護士の中には、無理やりご飯を食べさせたり、イスにずっと座らせておくだけの人もいた。

彼は、耐え難い状態なか、孤独に押しつぶされそうになりながら、このまま死にたいと思っていた。

自分が、同じ状況になったら、どうなってしまうんだろう。感情があっても、声を出すことも出来ず、自分の気持ちを伝える術が何もないことにこの病気の残酷さがある。

そんな中、いつも声をかけてくれる介護士の一人が、話しかける言葉に対して、目がかすかに動いたのを見逃さなかった。調べたところ、意識が戻っていることが分かった。

介護士が気づかなかったら、今だ、彼は誰ともコミュニケーションが取れていなかったことになる。

植物人間と診断された人の中には、この閉じ込め症候群になっている人が、知られていないだけで、たくさんいると思われている。

中には、20年以上も気づかれなかった例もある。

自分に置き換えて考えてみたら、想像しただけでも怖くなる。自分の気持ちを伝える事が出来ないだけじゃなく、家族が、自分の事で、ケンカをしたり、苦しむ姿を見たくないからだ。

しかし、研究の結果、今では、一筋の光明が差し込む。脳死と診断された時にfMRIで脳を調べると、脳が活動しているのが、分るようなった。

「意識がないと誤診された患者」がfMRIによって軽症であることが判明。

リハビリをすることによって、閉じ込め症候群から、解放されることもある。

10年間、閉じ込め症候群と診断された彼もリハビリにより、コミュニケーションを取れるようになり、学校に通い、結婚もすることができた。

希望を捨てず、我慢した時間が多かった分、幸せになってほしい。

私も自分や家族のためにも、fMRIが設置されている病院を探しておこうと思う。